あのガンダムの元祖がここにある!【勇者ライディーン】

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主人公の念動力で操縦するロボット、なので操作は叫ぶ叫ぶ叫ぶ。
操縦ではなく念動という、これもまた新しいものとなったがロボット自体は思っよりシンプルで、変形もするが現実味のある変形にとどめていた。
というのもどうやらおもちゃを見越した(おもちゃでも作れる変形)を意識していたようです。
サンライズの前進の創映社が初めててがけたロボット作品だったようだが、この頃からトリコロールカラーというのがサンライズにはあったのでしょうか、赤、青、黄、白といったカラーのロボットはここから目立つきがします。

作品の基本情報

1975年4月4日~1976年3月26日 NET系(現テレビ朝日)
金曜19時~19時30分(全50話)

謎の声に導かれたひびき洸は、神秘の巨人ライディーンを目の当たりにする。
世界は1万2000年前にムー帝国を襲った妖魔帝国が再び現代に蘇り、「悪魔の時代の完成」を目指して活動を開始した。
ムーの血筋を引く洸はライディーンと一体になって妖魔帝国に立ち向かう。
想定外の敵の出現に驚いた妖魔帝国のプリンス・シャーキンはライディーンに興味をもつ。

東北新社と創映社(現サンライズ)が、ロボットアニメという新分野参入に際し、さまざまな趣向を投入。とりわけ商品でも再現可能なロボットの変形や、美形の悪役を生み出したことは後続作に多大な影響を残した。神秘性の濃い富野喜幸(現・由悠季)による前半と、ロボットアクションを売りにした長浜忠夫の後半、両監督の個性差が印象深い。

マシーンの紹介

12000年前ムー大陸で、ムー帝国の王ラ・ムーの命により妖魔帝国の侵略に対抗するために開発された巨大ロボット。

普段は人面岩内部に金色の素体状態で格納されているが、ラ・ムーの血筋を引く操縦者のひびき洸がフェード・インすることで、彼の念動力がキーとなって稼働する。

ライディーン

全  高:52m
重  量:350t
装  甲:ムートロン金属
動  力:洸の念動力
操縦方法:額からフェード・インした後、洸の腕に操縦用のサブアームを連結させて腕部を操作する、そして叫ぶ。
攻撃方法:ゴッドゴーガン、ゴッドブレイカー、ゴッドボイス、ゴッドバード・アタック

ムー大陸の遺産。
ゴッドバード形態で敵の心臓部を探し出す力を持ち、弱点目がけて体当りする頭部部分を飛ばすヘッドカッターも武器。最終回でパラオとの決戦時は何倍にも巨大化した。

ムートロンの作用により、戦闘で受けたダメージは素体状態の時に自己修復される。

また妖魔帝国が用いる、触れるものをみな石化させる黒い稲妻も効かず、呪術攻撃に対する耐性も備わっているなど、妖魔帝国に対抗できる唯一の存在である。

ブルーガー

攻撃方法:ミサイル、機雷

ライディーンのサポートを行うためにムトロポリスで開発された支援機。
対妖魔部隊コープランダー隊の重戦闘機として運用。両目がコクピットのキャノピーになっている。
上部(「額」の部分)には「スピットファイター」という小型戦闘機が格納されており、分離して単独行動できる。
一部のゲームではあまりに使い勝手が良く、非常に強いために「勇者王ブルーガー」とも呼ばれていたそうですw

ボインダー

全  高:ライディーンよりだいぶ小さい
重  量:-
装  甲:金属等
動  力:石炭の燃焼による蒸気機関
操縦方法:頭頂部の蓋が開き中に入る事が出来る
攻撃方法:胸部のバネ仕掛けのパンチンググラブ「ボインパンチ」、それにタイヤを巻きつけて威力を増した「ニューボインパンチ」

洸をキャプテンと慕うサッカー部の面々が猿丸の助力(実際はほとんど猿丸一人)で製作したロボット。
ライディーンを支援しようとはするものの大抵は役に立たず、しばしば足手まといとなるが、まれに敵の気をそらす程度の役に立つこともある。
安直な名前とこの見た目は完全に、「ボスボロット+アフロダイA」ではないかと思ってます、ロボットアニメにもお笑い枠が必要だという事が分かっていたのでしょう。

キャラクタの紹介

キャラデザインは安彦良和さんが初めて手掛けたそうで、後のガンダムにつながるキャラクタも現れたりとこの作品全体が伝説となっている所があるようです。
キャラクター自体は現代から見ても酷く古臭い感じがしないのは私だけでしょうか?洸が現代でも通じる美形だと思ってます。

ひびき 洸

15歳で、臨海学園に通う中学三年生。ムー帝国の帝王ラ・ムーの娘レムリア(日本名:ひびき玲子)の一人息子。父は、考古学者のひびき一郎。
学園のアイドルの桜野マリとは互いに好意をもつ間柄。熱血漢であり、血の気が多く攻撃的で喧嘩っ早いが、天然ボケな面も持つ。サッカー部のキャプテンであり、部員に慕われている。スパーカーというバイクを乗り回しており、通学にも用いている。現代で言えば中々に不良である。

桜野 マリ

臨海学園のアイドル。洸のみ、たまに「まりっぺ」と呼ぶ。サッカー部のマネージャーであり、洸とは周囲も公認のカップル。

洸の母が行方不明のため、彼の生活全般の面倒を見る母親代わりでもあった。洸がライディーンに乗ることになってもそれは変わらず、持ち前の明るさと行動力でサポートしていた。

明日香麗がコープランダー隊に入隊して以降は、何かにつけてやきもちを焼くという少女らしい面も見せている。中盤以降では、洸の父と祖父がチベットへ行くのを受け、同行するためにコープランダー隊を離れた明日香麗に代わってコープランダー隊に入隊し、名実ともに戦うヒロインに成長した。

神宮寺 力

コープランダー隊所属のパイロットで、ブルーガーを操る。一見孤高に見えるクールで口の悪さは相当なもので周囲から誤解されやすい。

操縦の腕は超一流で、小型プロペラ機でライディーンを援護しつつレッド団も助けた。実戦経験があり、猪突猛進な洸を馬鹿にしていたが、本人も意外に熱血漢であり、ブルーガーで化石獣に突っ込んでいくこともしばしばだった。

交通事故で弟を亡くしているらしく、家族を思う気持ちは強い。最終回直前、圧倒的な力を持ち傷つけることさえ困難な大魔獣バラゴーンに特攻し、戦死する。

プリンス・シャーキン

妖魔帝国の悪魔王バラオに仕える、悪魔人の王子。仮面をかぶっているが外すと美形という、美形悪役キャラクターの元祖。

悪魔世紀復活を目指して地上侵攻を目指すが、ライディーンの抵抗に苦戦。バラオの怒りの波動を受けて苦しむこともあり、その様は後に定番化した。

失敗続きの部下任せにはせず、自ら作戦を企画立案して行動することも多い。得意としているのは情報戦らしく、ライディーンこそ悪魔の手先であるという情報操作を行ない、ライディーンによく似た化石獣ギルディーンを出撃させたり、砂場金吾(すなば きんご)という名で人間に化けて臨海学園に潜り込み、洸を痛めつけてもいる。

プリンスとされているが、実はラ・ムーの血縁にあたる人物であり、洸とも血縁関係にあったとされる。しかし本人は最後までそれを知ることなく、巨大シャーキンとなりライディーンと戦い、果てた。洸はその死に際し「シャーキンがもし味方だったなら」と悼んだ。

シャーキンの存在は多くの女性ファンを作ったらしく、シャーキンが死んだ後に苦情の手紙が届く程だったそうです。
名前からも察しが付くかと思いますが、「シャア」の元になっていると後に語られている。
敵の世界観も作りこむため、下手すると主人公より人気が出てしまう事が起きてしまうのが富野監督の作品なイメージ

まとめ

現在のサンライズが初めて手掛けたロボットアニメ、しかもキャラクタデザインが安彦良和、監督には富野喜幸(前半)長浜忠夫(後半)と実はとんでもない作品だったのではと改めて感じました。

ロボットも実はおもちゃを前提にしているという現実味のあるデザインと変形機構、ここから学ばれた事は相当なのではと思います。

操作方法や動力も特殊でしたが、何気に驚くのが装甲の材質である「ムートロン金属」は念動力を与える事で自己修復してしまうという事。
そのせいなのか、重量が異常に重い気もします、この重量なら変に武器を使うより体当たりや打撃などの方がダメージは大きいのかもw

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