必殺技のデパート【グレートマジンガー】

Pocket

マジンガーZの続編として放送された本作はデザインなどは主にマジンガーZから引き継いだ感じになっていますが、何と剣を持っているという、点に注目していただきたい。

ロボットが武器を持ったのはゲッターロボからではありますが、後の勇者シリーズにつながるのではないかというい武器の「マジンガーブレード」主要武器としてロボットに装備されている点や、剣を使った必殺技もあります。

そして主人公の名前も「剣」ロボットが剣を持つ事によるカッコよさはここから追及されていったのでしょう。

作品の基本情報

テレビ フジテレビ系

1974年9月8日~1975年9月28日
日曜19時~19時30分(全56話)

古代ミケーネ帝国の戦闘獣軍団が現代に出現、無敵のマジンガーZも敗退する。が、この日を予測した兜甲児の父・剣造博士はこの能力を遙かに上回る軍神・グレートマジンガーを完成させていた。

戦士・剣鉄也はグレートを操縦し、闇の帝王率いるミケーネの軍団に挑む。
強大化した敵に対抗する新兵器開発、敵幹部の交代劇、ついにはドクターヘルの復活とシリーズの起伏も前作以上に激しい。

こうした豊富なイベント性は、児童誌の特集記事と連動して当時の視聴者の興味を最高潮に高めた。

マシーンの紹介

基本設計などはマジンガーZから引き継がれているが、大幅に強化されいる。
タイトルは違えど正当な続編という事もあり、後にマジンガーZも出てくるなど、子供とっては胸熱な展開だったに違いないです。

グレートマジンガー

全  高:25m
重  量:32t
装  甲:超合金ニューZ
動  力:光子力エンジン
操縦方法:ブレーンコンドルが頭部に「ファイヤー・オン」する事で操縦可能
攻撃方法:マジンガーブレード(剣)による攻撃、アトミックパンチ、グレートタイフーン、ブレストバーン、サンダーブレーク

マジンガーブレード:全長12m、重量1.2t。両太腿に収納されており、実は2本ある(二刀流を披露した事も)デザインは西洋の剣といった意外とシンプルなデザイン。

兜剣造が15年かけて建造した「マジンガーZを超える“偉大な勇者”」基本設計はマジンガーZと同じであるが、超合金Zよりも軽量かつ4倍の強度を誇る「超合金ニューZ」で精製されており、性能面はより強化されている。

最高出力は建造当時は90万馬力、『グレートマジンガー』終盤ではさらに強化されて最大出力130万馬力、飛行速度マッハ4(グレートブースター使用時マッハ5)、最高高度50,000m。

背に収容可能な翼スクランブルダッシュを内蔵しており、合体の要素は低かったが、番組終盤で新たな合体式の強化武器グレートブースターが登場している。

「スクランブルダッシュ基部を攻撃されると、予備装置が作動して復帰するまでの数秒間全機能が麻痺する」という最大の弱点がある。

最終的には13の超兵器を備える必殺技のデパート的ロボット、これを状況に合わせて使いこなさなければいけないので、パイロットを幼少の頃から教育必要があったのかもしれない。

ビューナスA

全  高:20m
重  量:23t
装  甲:超合金ニューZ
動  力:光子力エンジン
操縦方法:クインスターが頭部に「クインスター・イン」する事で操縦可能
攻撃方法:光子力ミサイル(おっ〇いミサイル)、光子力ビーム、フィンガーミサイル、ビューナスキック
「光子力ミサイル・光子力ビーム・フィンガーミサイル」の同時一斉発射もある

兜剣造がグレートマジンガーのサポート役として製作した女性型ロボット。
最大出力35万馬力。初期のマジンガーZ並みの戦闘力を有している。

中盤でビューナススクランダーが追加され飛行可能となった。
アフロダイ、ダイアナンと違って当初から対ミケーネ戦闘用として開発されたため、武装はレディロボット中では多め。

女性型サポートロボットとしては比較的強い方だったのかもしれないが、どうしてもやられやく、咬ませ犬役などの扱いは変わらなった模様。

腕が破壊される事や、真っ二つになるなど、どうも作者の性癖ではないかと思ってしまう模写は相変わらずであるようです。

ボスボロット

全  高:20m
重  量:95t?(マジンガーZ時代の重量)
装  甲:色んなスクラップ
動  力:光子力エンジン
操縦方法:相変わらずハンドル
攻撃方法:ボロットプレッシャーパンチ、ボロットスピンキック

前作『マジンガーZ』から続投し連続でレギュラー出演した唯一の機体。パイロットも変わらず。
終盤で念願の飛行能力を得る。

キャラクタの紹介

主人公とヒロインが共に「孤児」という設定、この頃はそういった部分もアニメに取り入れていて、
劇中でどんなことを言いたいかが比較的分かりやすかった時代です。

剣 鉄也

身長180cm。当初は22歳という設定だったが、途中から18歳に引き下げられたらしい。
甲児と比べて全体的に大人っぽい容姿をしている。

小学生時に兜剣造に引き取られ、操縦者としての適性テストを受ける。そして、その後は厳しい戦闘訓練を受け続けてきたため、純粋な操作技術に関しては甲児をも凌ぐ。

屈強な戦士のように見えるが、生来持ち合わせていた気さくな兄貴分な一面を見せたり、年の割には妙に子どもっぽい部分が見られることもある。

口の悪さで誰に対してもタメ口で、礼儀や気遣いに欠けるところがあるが、兜甲児のことは終始「甲児くん」と呼んでいる。

博愛的性格を持つ甲児とは対照的に、孤児であった過去や、それによる暖かい家庭への思慕、養父である剣造への愛憎入り混じった執着などから、様々なトラウマを抱えている。

この複雑過ぎる性格が災いして終盤で甲児と激しく対立し、スタンドプレーに走った結果大きな危機を招く。

しかし、剣造の死を賭した行動で覚醒して仲間への信頼を取り戻し、重傷を負いながらミケーネ帝国に勝利した。

ただし兜シローに対してだけは実の弟同然と思っているぐらいに愛情を持っており、兄・甲児の代わりとしては十分な役割を果たしていた。その思いはシローにも通じていたが「僕達は皆兄弟だよ。甲児兄ちゃんの兄貴は鉄也兄ちゃんだろ」と明確な言葉をシローからもらったにもかかわらず、甲児の帰還により自分の家族と信じていた者を奪われるジェラシーは頂点に達し剣造を失うという悲劇を生んでしまうこととなった。

炎 ジュン

ビューナスA一筋だった。グラマラスなプロポーションの持ち主。くせ毛の黒髪を腰に届くほど長く伸ばしている。

性格はお転婆で好戦的という設定だが、じゃじゃ馬ぶりを強調された前作の弓さやかほどではなく、寧ろおっとり落ち着いた描写が多かった。

鉄也やボスに軽口を叩く場面もしばしば見受けられるが、シローに対してはかなり親身になって接しており、剣造にシローを学校に行かせるよう薦めたりしている。

多くの孤児の中から敢えて彼女を選んだ剣造の目に狂いはなく、抜群の運動神経を有する。

アフリカンスキンの父と日本人の母の間に生まれ、肌の色が浅黒いことから幼少時はいじめられたり仲間外れにされていた。

ボス

伊豆半島の空き倉庫を新たに根城とし、ドクターヘルに代わる敵のミケーネ帝国との戦いに科学要塞研究所と共に関わって行くことになる。

当初は鉄也との仲は険悪であったが、次第に打ち解け、鉄也とカレーライスの大食い競争をするまでになった。

最終決戦ではグレートマジンガーを助ける活躍を見せる。仲間思いは相変わらずである。

まとめ

マジンガーZの強化ロボットとして続編となったグレートマジンガー、この手のパターンは昔からなんだと思うけど、「敵が強くなって、主人公側も強化される」というスタイルはいつの時代も同じだったんだなと思います。

どんどん強くなるので、どうしてもこのグレートマジンガーのように必殺技が増えたり、追加装備が増えたりと収拾が付かなくなるパターンに陥りがちだと思います。

ただ、ここから始まる「剣」の歴史は同時に追っていきたい内容ですね。

ロボット物でのお約束として、最後は「ロボットがボロボロになりながらも勝利する」これは後々かなり美化されていく事になりますが、始まりは永井豪シリーズだったのかもしれません。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

error: Content is protected !!